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スペイン狂詩曲 (ラヴェル) : ミニ英和和英辞書
スペイン狂詩曲 (ラヴェル)[すぺいんきょうしきょく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

スペイン : [すぺいん]
 (n) Spain, (n) Spain
狂詩 : [きょうし]
 (n) (Edo-period) type of humorous poem (humourous)
狂詩曲 : [きょうしきょく]
 (n) rhapsody
: [し]
 【名詞】 1. poem 2. verse of poetry 
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
ラヴ : [らヴ]
 【名詞】 1. love 2. (n) love

スペイン狂詩曲 (ラヴェル) : ウィキペディア日本語版
スペイン狂詩曲 (ラヴェル)[すぺいんきょうしきょく]

スペイン狂詩曲』(すぺいんきょうしきょく )は、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが作曲した、管弦楽のための狂詩曲である。習作的な作品とされる『シェヘラザード』序曲(1898年)を除けば、ラヴェル初の管弦楽曲である。
ラヴェルの母親はスペイン出身のバスク人であり、ラヴェルは幼少時母親の歌っていたスペイン民謡に影響を受けている。スペイン音楽に影響を受けた作品としては他に『スペインの時計(スペインの時)』『ボレロ』などがよく知られている。ラヴェルがスペイン狂詩曲を完成させた1年後、ドビュッシーもスペインを題材にした作品『イベリア』(管弦楽のための「映像」の一部)を作曲している。
== 作曲・初演 ==
第3曲「ハバネラ」は1895年に2台のピアノのために作曲・初演されていたものである〔1897年の「鐘が鳴る中で」とともに、『耳で聴く風景』(''Les sites auriculaires '')を構成している。〕 。ラヴェルは1907年から1908年にかけて「夜への前奏曲」「マラゲーニャ」「終曲」を2台ピアノのために作曲し、まもなく「ハバネラ」を加えてオーケストレーションを施して4曲の組曲とした。「ハバネラ」にのみ「夜への前奏曲」冒頭の主題が循環して現れないのはこういった理由である。
何故わざわざ旧曲のハバネラを加えたのかははっきりしていない。ドビュッシーの「グラナダの夕べ」(『版画』第2曲)を聴いたラヴェルは、自作「ハバネラ」の盗作だと言う印象をもって不愉快がっていたという友人達の証言があり、意趣返しの意味もあったのではという説もある。
作品はシャルル・ド・ベリオの息子であり、ピアノと作曲の教授であったシャルル・ウィルフリッド・ド・ベリオ(Charles Wilfrid de Bériot)に献呈されている。
初演は、1908年3月15日パリシャトレ座にて、エドゥアール・コロンヌ指揮のコンセール・コロンヌ管弦楽団によって行われた。学生らのアンコールに応えて「マラゲーニャ」が演奏されている。この作品は当時大衆的な人気は得られなかったが、スペインの作曲家マヌエル・デ・ファリャは非常に賞賛したという。なお日本初演は、1928年11月25日日本青年館にてヨゼフ・ケーニヒ指揮、新交響楽団によって行われた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スペイン狂詩曲 (ラヴェル)」の詳細全文を読む




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